日本の宮内庁は6日、「準備の余裕がない」として、秋篠宮家の長女眞子さまと婚約者の小室圭さんの結婚を今年11月から2020年に延期すると発表した。
眞子さまと小室さんは今年26歳。2人は大学在学中に知り合い、交際に発展。小室さんは東京の法律事務所でパラリーガルをし、2010年に神奈川県藤沢市の「湘南江の島 海の王子」に選ばれた。2人は2017年9月に婚約を発表し、今年3月4日に「納采の儀」を行い、11月4日に結婚式を挙げる予定だった。
日本の皇室の規定では、皇室の結婚はまず内部の話し合いを経て発表し、「納采の儀」を行なってようやく婚約が成立することになっている。
共同通信社によると、眞子さまは天皇皇后両陛下に結婚の延期を報告し、両陛下は眞子さまと小室さんの決定を尊重する考えを示した。眞子さまは、2020年に皇室の一連の重要行事が順調に終わってから結婚式を行いたいと考えている。共同通信社は、「重要行事」は天皇陛下の2019年4月30日の退位と皇太子さまの同年5月1日の即位を指すと見ている。