卓球中国代表の劉国梁監督は12日、月末にロンドンで開かれる2018年卓球チームワールドカップについてインタビューに応じ、中国代表の実力は「統治レベル」だが日本の若干14歳の中国系エースの張本智和選手に注目していると話した。
劉国梁監督は、「張本智和選手は私たちが直面する最大の変数。彼の今の年齢での成績と卓球への情熱をみると、プレーの面から言えば同年代の選手は優位に立てない」と述べた。
1月下旬に幕を下ろした全日本卓球選手権大会で張本智和選手は9冠王の水谷隼選手を二度下し、ジュニア男子で初優勝した。2月22日から25日にかけてイギリスで開かれる卓球チームワールドカップでも、好調なこの天才少年は日本男子の出場選手リストに入っている。
同大会は2年ごとに開かれるチームワールドカップの第11回大会で、中国を含む男女計12チームが出場。抽選で4組に分かれてリーグ戦を行い、上位2チームがトーナメント戦に進出する。
中国男子は劉国正監督、樊振東、林高遠、許昕、馬龍、于子洋が出場。女子は李隼監督、朱雨玲、王曼昱、陳幸同、丁寧、劉詩雯が出場する。