南京警察は23日午後、南京紫金山抗戦遺跡で中国侵略日本軍の格好をして写真を撮ったとして唐容疑者と宗容疑者を逮捕したと発表した。警察側は2人を15日間拘留する。
あるネットユーザーは2月20日、南京抗日トーチカ遺跡の前で第二次世界大戦時の日本軍の格好をした2人の男の写真をミニブログで公開し、ネットユーザーから怒りと非難を浴びた。南京警察はこの件を重視し直ちに調査を開始し、22日晩に四川省達州市と江蘇省句容市で唐容疑者と宗容疑者を逮捕。
調査によると、2人は事前に話し合い、2018年春節の連休に南京の戦争遺跡に行き、ネット購入した第二次世界大戦時の日本軍の模倣服を着て「装備」を持って写真を撮る約束をした。2月19日午後、2人は南京紫金山邵家山(西山)にある抗戦トーチカ遺跡の前に行き、第二次世界大戦時の日本軍の模倣服に着替えて装備を持ち三脚で写真を撮り、QQのグループチャットで公開し、多くの人に転載された。2人は刺激を求め、邵家山(西山)のトーチカが抗戦遺跡であることを知りながら、第二次世界大戦時の日本軍の模倣服を着て写真を撮影しインターネットで公開し、民族感情を冒とくし、社会に悪影響を与えた。
警察に説教され、2人は自分が違法行為を犯した事実を認め、反省と後悔を示した。2人の行為は『中華人民共和国治安管理処罰法』第二十六条の規定に違反し、騒動挑発罪で南京市公安局玄武支局に15日間拘留される。
警察は、公民個人が国家と民族の尊厳を汚してはならず、公共の場やインターネットでの全ての行為において法律の最低ラインを超えてはならないと警告した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月24日