日本外相の海外訪問 中国外交部長を目標に

日本外相の海外訪問 中国外交部長を目標に。

タグ:河野外相 中国の外交

発信時間:2018-02-26 14:49:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 日本の河野太郎外務大臣は海外訪問にかなり必死になっている。2017年8月の就任以降、河野外相は35の国と地域を訪問した。『日本経済新聞』は24日、このような珍しい高頻度の海外出張でも河野外相は満足しておらず、中国に目をつけているため、自分より多く訪問している中国の王毅外交部長に追いつきたいと考えていると論じた。 


  河野外相は1月に自身の公式サイトに、「就任後、ASEAN某国の外相から1本の電話だけで外交問題を解決できると思わないでほしいと言われた。ASEAN諸国の中で、ブルネイは日本と連絡を取っているが、外相は4年もこの国を訪問していない」と書き込んだ。一方、中国の王毅外交部長は毎年アフリカなどの世界各国を熱心に訪問しているとした。


 先週、河野外相は記者会見で再びこの件に言及した。日本メディアによると、河野外相は日本と中国の外相の訪問国数の差を縮めるべきとの考えを示し、「外務省の責任者として、効果的かつ成果のある外交をどのように進めるかを考える」と述べた。 『日本経済新聞』は日本政府が1月30日に発表した統計を引用し、日本の岸田文雄前外相の任期中と河野外相の就任後に訪問した国・地域は123だが、中国の外交部長は同じ期間で262の国・地域を訪問していると論じた。1月22日にチリのサンディエゴで開かれた中国・ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体フォーラム閣僚級会議で、中国の外相と中南米の指導者、閣僚が一堂に会した。日本の外務省関係者は、「日本の首相でも、中南米でこれほど多くの国と集まることはできない」と話した。報道によると、中国は「一帯一路」を通してアジアや欧州だけでなく、アフリカや中南米にも攻勢をかけており、この現状に日本は危機感を覚えている。


 河野大臣は多くの場で「外相専用機」を用意してほしいと話している。『日本経済新聞』は、日本の首相と閣僚が出席する国会は他の主要国より多く、国会期間中に海外訪問が制限されることも問題の1つだと論じた。河野外相は1月28日晩に北京から日本に戻り、29日早朝に羽田空港に到着し、9時まで衆議院予算委員会に出席した。中国の外交の攻勢に対抗するには、日本は外相専用機を用意するだけでなく、国家改革も必要不可欠と言える。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月26日

 

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