日本の神戸製鋼の社長が辞任へ、後継者は未定

日本の神戸製鋼の社長が辞任へ、後継者は未定。日本の神戸製鋼によるデータ改ざん問題に、新たな進展があった。川崎博也社長は火曜日(6日)、4月1日付で辞任することを発表し、本件について再び謝罪した…

タグ:データ 改ざん 川崎 企業

発信時間:2018-03-07 14:10:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本の神戸製鋼によるデータ改ざん問題に、新たな進展があった。川崎博也社長は火曜日(6日)、4月1日付で辞任することを発表し、本件について再び謝罪した。不正行為のあったアルミ・銅事業部門長の金子明副社長執行役員も辞任する。香港東網が6日、伝えた。

 

 川崎社長は記者会見で、不正問題により企業の信頼が損なわれたことから、早期改革による変化を目指し辞任を決定したと述べ、不正について再び謝罪した。しかし次期社長の候補者は未定だ。

 

 神戸製鋼は、製品の性能データを改ざんし、規定に合致しない製品を各業界の企業に販売していた。製品は自動車、新幹線、航空機などに用いられた。影響を受けた取引先は、500社以上にのぼる見通しだ。

 

 各社は本件の賠償を請求している。神戸製鋼は資産売却により対応するものとみられる。

 

 元社員によると、神戸製鋼は取引先に伝えず不合格製品を納入していたが、問題とならない許容範囲をメモにし、歴代の責任者で引き継いでいたという。また企業が組織ぐるみでデータ改ざんに関与しており、規定違反が常態化していたという。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月7日  

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