日本文化庁メディア芸術祭中国・厦門展 2018「CHARACTER」が開幕

日本文化庁メディア芸術祭中国・厦門展 2018「CHARACTER」が開幕。1979年生まれの川村さんは、優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。プロデューサーを務めた「君の名は。」の観客動員数は1900万人、興行収入は250億円以上に達した…

タグ:映画 プロデューサー 展覧会 テーマ

発信時間:2018-03-09 10:29:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

開幕式に登壇した日本の著名な映画プロデューサー川村元気さん(写真左から1番目)、真鍋大度さん(写真左から3番目)、野村達雄さん(写真左から5番目)。

1979年生まれの川村さんは、優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。プロデューサーを務めた「君の名は。」の観客動員数は1900万人、興行収入は250億円以上に達した。そんな川村さんは、「同芸術祭は初めて厦門で行われる。この芸術祭を通して、一人でも多くの中国の方に日本文化の魅力が伝わることを願っている。厦門は、日中両国のアニメ産業にとって、連携のポテンシャルにあふれた場所であると信じている」と語った。

世界中で大ヒットした「ポケモンGO」の開発者であるゲームクリエイターの野村達雄さんは開幕式で、流ちょうな中国語で挨拶し、会場では大きな拍手が巻き起こった。幼少期に中国の東北地方で暮らしていたという野村さんは、「ポケモンGOは、大きな人気を集めたエイプリルフール企画『モバイル版 Google マップ ポケモンチャレンジ』がきっかけとなって誕生した」と紹介し、「ジョークで始まった作品」と笑いながら語った。

今回の展覧会のテーマは「CHARACTER(キャラクター)」だ。主催者は、性格、特徴、人格、地位、登場人物、文字など、さまざまな意味があるこの言葉に、「インターネットと現実が接続されていくこの世界において、人間とはいかなる存在なのか?」というメッセージを込め、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門を「CHARACTER」というフレームを通して、人間の存在のあり方に迫る。展示されているのは漫画、アニメ、動画映像、ゲーム、ウェブデザイン、装置などの作品で、AR(拡張現実)技術などの新技術を活用した演出、ゲームなども展示されている。展覧会は11日まで開催され、無料で一般公開されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年3月9日


<  1  2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで