日本が「技術実習生」として招聘したベトナム人労働者の一部が、密かに福島原発周辺の除染作業に送られていた。日本メディアは6日にこの実情を伝え、当局の不当な実習生制度を批判した。メディアはさらに、一部のベトナム人労働者が何も知らされずに福島に送られたと伝えた。シンガポール華字紙『聯合早報』が伝えた。
6日付日経新聞によると、外国人労働者問題に取り組む全統一労働組合の調査により、岩手県の建設会社が「外国人技術実習生」制度を使いベトナムから労働者を招聘し、うち1人を福島県の除染作業に派遣したことが発覚した。
福島の除染作業は日本人がやりたがらないことであり、業者が広告を出しても人材が集まらない。そこで技術実習生制度が、外国人を除染作業に雇う手段になった。恐ろしいことに、福島の除染作業に送られたこれらのベトナム人労働者は、勤務先が「福島の被災地」であることを知らされていなかった。
ある匿名のベトナム人労働者は「訪日を決めたのは、広告に月給15万円と書いてあったからだ。これはベトナムの月給の3倍だ。面接では、岩手県の建設作業に行くと聞かされた。日本に来ると、業者に福島県に派遣された。さらに、仕事の内容は簡単で、誰でもできる壁拭きなどの軽作業だと言われた」と話した。