日本の『朝日新聞』によると、中国海軍の艦艇が沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡を常態的に航行していることを受け、日本政府は沖縄本島に対艦ミサイル部隊を配備する方向で交渉を開始した。これは中国海軍に向けたものである。
日本政府はこのほど、宮古島に地対艦ミサイル部隊を配備することを決めた。宮古海峡の両側から宮古海峡を通過する中国海軍の艦艇を「挟み撃ち」し、中国海軍にとって太平洋を出入りする重要なルートである宮古海峡に全面的な火力態勢を敷く考え。
日本の国家安全保障局や防衛省などの関係部門は部隊の編成規模について話し合い、年末に改正する『防衛計画の大綱』と『中期防衛力整備計画』に加える準備を進めている。
日本は南西諸島の防衛能力を絶えず強化
近年、日本は南西諸島の防衛能力を絶えず強化している。2017年3月、防衛省は日本最西端の与那国島に、航空機や艦船などを監視するための160人規模の沿岸レーダー監視部隊を配備した。また、現在の陸上自衛隊編成計画に基づき、沖縄県の宮古島、石垣島、鹿児島県の奄美大島にそれぞれ地対艦ミサイル部隊、地対空ミサイル部隊、監視部隊を配備することを決めた。3つのミサイル部隊は約2000人規模となり、「南西方向」の防衛力を強化した。
また、日本は3月末に長崎県の自衛隊相浦駐屯地に「水陸機動団」を新設する計画。2つの連隊、2100人規模になる。日本メディアは、沖縄に駐屯する米海兵隊が2020年から9000人をグアムに移転させることを受け、日本の「水陸機動団」第3連隊が沖縄のキャンプ・ハンセンに配備されると見ている。
空中においては、2016年1月に航空自衛隊那覇基地に第9航空団が新設された。F-15戦闘機は当初の20機から40機に増え、軍民両用の那覇空港に第2滑走路を建設した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月9日