中国社会で急成長するキャッシュレス決済を視察・学習するため、福井県の企業視察団が3月5日、浙江省杭州市を訪問した。視察団はスマートフォンで決済する食品市場、モバイル決済システム運営会社などを訪れ、便利な決済を体験した。
中国社会ではIT化とスマホの普及により、キャッシュレス決済が絶えず発展し、支付宝とWeChatPayはその主流となっている。支付宝を運営するEC大手のアリババによると、支付宝の使用者は国内に集中し、6億人に達する。
今回の視察は福井商工会議所が主催。日本もキャッシュレス化に向かって発展することを考慮し、福井県での普及と訪日観光客の受け入れに役立てられるよう、福井県の小売会社と中国に拠点を持つ製造会社の約30人が先進的地域を視察した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月12日