外国メディアによると、熊本県は12日、熊本地震犠牲者の死因の約4割が震災後の恐怖で、身体または精神的なストレスによるものだと発表した。
2016年4月14日、熊本県で大地震が発生した。その後、熊本県と大分県で地震活動が頻繁になり、数万人が家屋倒壊などを理由に避難し、約1万棟の建物が被害を受けた。日本政府は2016年4月28日の内閣会議で、熊本地震を「特定非常災害」とすることを採択。
報道によると、熊本地震で259人が死亡した。うち、震災または震災後の大雨で犠牲になった人は55人、「関連死」は197人。
「関連死」した犠牲者のうち、地震によるショック、余震に対する恐怖による精神的ストレスで死亡した人は4割を占める。避難生活に慣れずに心身のストレスで死亡した人は3割、現地の医療機関が地震被害を受けたため治療が遅れて死亡した人は1割を占める。
その他、震災後のストレスで自殺した人は16人だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月14日