共同通信によると、日本の与党・自民党は20日に安全保障調査会を開き、「防衛計画の大綱」の骨子案をまとめた。自民党は、いずも型護衛艦をF-35B戦闘機を搭載できる多用途防衛型空母に改造することを検討すると表明した。20日付ウォール・ストリート・ジャーナルは、日本が空母により中国に反応することを検討中と伝えた。
自民党は5月末までに同案を提出する予定だ。自民党は、朝鮮の核兵器及びミサイルの進展、中国の軍事力の拡大と日増しに拡大するシーパワーが「安全の危機を作り出している」として、日本の防衛作戦能力を質と量の両面から強化する必要があるとしている。防衛省高官はこの構想について「日本の保護を目的とする防御型空母であり、専守防衛に背かない」と説明している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月21日