日本政府観光局が20日発表した2月の訪日外国人客数は、前年同月比23.3%増の延べ250万9000人だった。2月として過去最高を記録した。2017年は1月だった中国の春節が2月にずれ込んだことで、中国の訪日客が4割伸びたことが全体を押し上げた。日本経済新聞(電子版)が21日に伝えた。
訪日客数を国・地域別でみると、中国が40.7%増の延べ71万6400人で最も多かった。韓国が18.1%増の延べ70万8300人で続き、台湾地区が16.9%増の延べ40万900人、香港地区が26.9%増の延べ17万8500人の順となった。
増加率では、春節効果で中国が最も高く、シンガポールとマレーシアがそれぞれ3割超増えた。日本観光庁の田村明比古長官は同日の記者会見で「1−2月の訪日客は前年同期に比べて15.7%増えており、堅調に推移している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月22日