福田康夫氏「米国は自国の生産モデルを反省すべき」

福田康夫氏「米国は自国の生産モデルを反省すべき」。人類には1つの地球しかなく、各国は1つの世界に共存している。国際社会は互いに融け合って切り離せない「運命共同体」になりつつある。世界経済の複雑な情勢とグローバルな問題を前に、どの国も自国のことばかり考えて他国を顧みないことはできない…

タグ:人類 運命共同体 一帯一路

発信時間:2018-04-10 16:00:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

現在中国は米国だけでなく、多くの国々に対して貿易黒字の状態にある。これは中国がグローバル化システムの中でうまく発展したことを物語っており、中国企業がグローバル化の本質を捉え、利益を得たことを物語っている。グローバル化とは何か?グローバル化とは低価格で品質の良い製品を生産することだ。各国民はいずれも安価で良質の製品を好む。安価で良質の製品を生産できる国の貿易黒字は自ずと増加する。現在の米国の貿易赤字の原因の一部は、安価で良質の中国製品が米国民に深く受け入れられていることにある。米国は貿易赤字に悩む以上に、自国の生産モデルを深く反省するべきだ。

保護貿易主義の危険性と自由貿易の重要性は言うまでもない。現在、世界各国は保護貿易主義の台頭傾向を大変懸念している。中国と米国はすでに緊密不可分の協力パートナーだ。米国の多くの産業は中国からの輸入品に頼っている。これと同時に、米国は農業など中国市場に大きく依存する産業が多くある。トランプ政権は成果を焦り、保護貿易主義措置を講じている。一時的には貿易赤字を緩和できるかも知れないが、産業構造を変えなければ、貿易赤字問題の根本的解決は無理だ。米国内でトランプ政権に現在の保護貿易主義的措置の停止を求める声がますます高まっていくと信じる。米政府は速やかに政策を調整すべきだ。

昨年10月、習総書記は第19回党大会で大変素晴らしい報告をし、中国の将来の発展の方向性を描いただけでなく、世界の問題の解決にも中国の案を示した。国際社会は中国の見解と主張をもっと聞くことを望んでいる。今回のボアオ・アジアフォーラム年次総会は大変重要な機会だ。メディアの客観的で正確な報道を通じて、世界各国が中国への理解を深めることを信じる。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年4月10日

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