厳冬が過ぎ去り、日本の有名観光路「立山黒部アルペン」が、正式に全線開通した。観光客は山頂に通じる道を歩きながら、高さ17メートルの雪の壁を眺めることができる。その壮観な景色はまさに驚きだ。
北アルプスの立山連峰を貫き、富山と長野を結ぶ観光路「立山黒部アルペンルート」(全長85.9キロメートル)は16日より、雪の壁の間を歩く今年初の「雪の大谷ウォーク」を開始した。この路線は15日に全線開通したが、同イベントは悪天候により中止されていた。
ルートの最高地点、標高2450メートルの室堂で、観光客は高さ約17メートルの雪の壁の間を歩き、記念撮影できる。多くの観光客がその高さに驚いた。和歌山県から訪れた小椋佑介さんは「スケールの大きさに驚いた。ここまで積もるところは他にないのでは」と話した。
このルートは6月22日まで歩くことができる。主催者側は、気温が上がる6月の見学を薦めている。6月下旬になっても、雪の壁の高さは10メートルもある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月18日