日本の共同通信社によると、富士山付近で19日午前、観光バスとワゴン車が衝突する事故が発生した。観光バスには中国人観光客28人と中国人バスガイド1人が乗っていた。
報道によると、事故は同日午後4時25分頃に富士山の5合目と麓を結ぶ有料道路「富士スバルライン」の4合目付近で発生。波那道観光(千葉県成田市)の観光バスには30人、ワゴン車には12人が乗っていた。地元消防部門によると、17人が病院に搬送され、うち2人が重傷を負った。
山梨県警によると、重傷者はワゴン車の運転手と乗っていた女性。当時、バスは5合目から下山する途中で上がってくるワゴン車と正面衝突した。波那道観光は、バスには男性運転手のほか、中国人観光客28人と中国人バスガイド1人が乗っていたと明かした。
在日本中国大使館は19日、軽症を負った一部の中国人旅行者は近くの富士吉田市立病院に搬送され、全員すでに病院を離れたと発表。衝突した2台を運転していたのはいずれも日本人だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月20日