『中華人民共和国英雄烈士保護法(草案)』が25日、第13期全国人民代表大会常務委員会第2回会議の審議に提出された。草案は、「侵略戦争と戦略行為の宣伝と美化に対して責任を追求する」という条項を追加した。この情報は反響を呼んだ。近年、「精日」分子(精神日本人)は民衆を憤激させている。中国のこのやり方は日本で関心を呼んだ。
日本の情報サイト「サーチナ」によると、中国社会に日本の昔の軍服を着て楽しむ人が現れ、その人数も増加している。このようなすう勢を阻止するため、中国人民代表大会憲法・法律委員会は『英雄烈士保護法』に「英雄烈士の事跡と精神の冒涜、侵略戦争と戦略行為の宣伝と美化、挑発行為、公共秩序の撹乱、治安管理違反行為のある者に対し、公安機関は法に則って治安管理処罰を実施する。犯罪を構成した者に対し、法に則って刑事責任を追及する」という規定を追加した。「サーチナ」は、中国はこのような方法で「精日」分子を消滅させようとしていると論じた。
中国に「精日」分子が現れたことについて、一部の日本人は驚いている。日本人は、中国人は反日教育を受けて育ち、過去に反日デモも発生しているため、多くの中国人が日本を恨んでいると思っている。中国外交部の王毅部長は今年3月、「中国人の堕落者」という表現で南京大虐殺の犠牲者らを侮辱し民族感情を逆なでした行為を非難し、「精日」分子が日本メディアから注目された。
「これは本当か」「中国にどうしてこのような人がいるのか」。中国メディアの「精日」報道を見た多くのネットユーザーが困惑を表すコメントを残した。右翼メディアの『産経新聞』は、多くの日本人が中国の若者がアニメなどの日本文化を好きなことを歓迎しているが、日本軍の服を着て楽しむ人の心理は理解し難いと論じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月26日