日本メディアによると、米空軍嘉手納基地所属のF–15戦闘機が沖縄県の海域に墜落し、沖縄県の翁長雄志知事らが11日に対応を話し合った。ヘリコプターの窓枠の小学校への落下、立て続けの緊急着陸など、米軍機の問題が頻発し、県は厳格に対応し、米国側に抗議することを検討している。
翁長知事は県庁で同日、メディアに一連の問題について、「問題を1つも解決していない状況下でまた1機のF–15が墜落した」と懸念を示した。
米空軍は「安全確保プログラムを見直し、現地での飛行訓練を一時見合わせる」とし、「乗員と住民の安全が最優先事項」と強調した。
県は12日に防衛省沖縄防衛局に抗議し、嘉手納基地がある沖縄市、北谷町、嘉手納町からなる「三市町連絡協議会」も防衛省沖縄防衛局に問題の再発防止を要請する方針。
米空軍によると、救出されたF–15のパイロットはヘリコプターで沖縄県内の米海軍病院に搬送された。重傷を負ったとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月12日