資料写真(中新社より)
東京の上野動物園で最も目立つ動物スター、パンダの「シャンシャン」は12日に1歳の誕生日を迎えた。上野動物園はさまざまな誕生イベントを開き、多くのファンを集めた。
上野動物園は11日、シャンシャンの暮らしぶりをメディアに公開した。作業員はハンモックを作り、誕生日プレゼントとして園内に設置した。シャンシャンはハンモックに入ったり下りたりし非常に活発で、このプレゼントに満足しているようだった。
上野動物園の福田豊園長は「昨年6月12日に、長く待ち望まれていたパンダの赤ちゃん、シャンシャンが誕生した。シャンシャンは今年1歳の誕生日を迎え、喜ばしく安心した。当園は今後、シャンシャンの健やかな成長に全力を注ぐ」と述べた。
上野動物園によると、今月5日の身体検査の結果、シャンシャンが順調に成長していることが分かった。体重は28.2キロに増加しており、毎日母乳のほかにリンゴを食べている。上野動物園は5日より観覧方法を整理券制から列に並んだ順にした。観覧者は毎日9000人から1万5000人に増えた。
上野動物園は12日より、シャンシャンの成長を記録した公式写真集を発売しており、17日までシャンシャン1歳誕生記念カードを毎日1万5000枚配布した。園内の飲食店はさらに、シャンシャン誕生記念メニューを提供した。
シャンシャンは2017年6月12日に、中国から日本を訪れた雄のパンダ「比力」と雌のパンダ「仙女」の自然交配によって誕生した。シャンシャンは昨年12月、上野動物園で初めて一般公開され、日本の人々から注目を浴びた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月13日