オウム真理教の元教祖、麻原彰晃ら7人が今月6日に死刑執行されたことに続き、残りの死刑囚6人の刑が26日、東京・名古屋・仙台で執行された。日本メディアが伝えた。
オウム真理教のメンバー、林泰男、豊田亨、広瀬健一、端本悟、岡崎一明、横山真人が、地下鉄サリン事件など一連のテロ事件による大量殺人で、死刑判決を下されていた。NHKの26日の報道によると、死刑囚らは同日、東京・名古屋・仙台で死刑執行された。これによりオウム真理教の全13人の死刑が執行された。
麻原彰晃は1984年にオウム神仙の会を設立し、その後オウム真理教に改名した。麻原は多くの弟子に、財産を教団に寄付し集団生活するよう促し、一部の若者を利用し、山梨県の施設で神経ガスのサリンを生産した。その後1994年の松本サリン事件、1995年の地下鉄サリン事件という大規模無差別殺人事件により、29人の死者と6500人の負傷者を出した。
日本の警察当局は1995年3月に、オウム真理教の強制捜査を行った。192人が起訴され、麻原を含む主犯13人が死刑判決を下された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月27日