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発信時間：2018-07-27 11:34:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　猛暑の続く日本では「日傘男」が新たな流行になっている。日本共同通信の25日の報道によると、外出時に日傘を手放せないという日本人男性はますます増えている。大阪市の阪急うめだ本店は180種の日傘を販売。普通の雨傘より多くの機能を持ち、日光を遮ることができるほか、紫外線カットを掲げた商品もある。今年の日傘の販売量は猛暑の影響で昨年同期から倍増。増加には男性消費者が大きく寄与しているという。

　報道によると、日本ではこれまで長期にわたり、日傘は女性専用の商品と考えられてきた。だが阪急うめだ本店では現在、男性向けに晴雨兼用の傘を40種置いている。30歳から50歳の営業マンの間での人気は特に高い。大阪だけではない。東京伊勢丹新宿店メンズ館の日傘販売も昨年同期から2.2倍に急増。晴雨兼用の折り畳み傘が一番人気だ。夫用にと買いに来る女性も多い。日本の傘販売業者は「連日の酷暑で日傘使用に対する男性の抵抗感もなくなったのでは」と語る。

　熊谷市の猛暑で知られる埼玉県では昨年、県庁職員約20人が「日傘男子広め隊」を結成。メンバーは通勤時に日傘を使う。担当者は「日傘を使うと体感温度が下がる。熱中症対策で日傘を使う人が増えればいい」と語る。メンバーの福原紀明さん（51）は取材に対し、「日傘を使う男性は少なく、敷居は高いかもしれないが、炎天下で使うと本当に快適なことがわかる」と話す。

　男性用日傘の普及に尽力してきた大阪のオンラインショップ店主の宮武和広さんは、日傘は暑さ対策でも使るが、男性のファッションとして楽しむことができるとし、より多くの男性に日傘を楽しんでほしいと語る。

　男性の日傘使用について日本の環境省が2011年に発表した調査は、夏季の軽装と日傘の両用は高温の圧力を約20％軽減できるとし、男性の日傘普及率を向上させる必要があるとした。「日傘男」は2013年には日本流行語大賞にもノミネートされた。

　報道によると、日本では、男性の夏季の猛暑対策として、日傘が使用されるほか、涼しい下着や扇子、ウェットティッシュ、サンダル、ショートパンツ、紫外線対策のスキンケア用品、消臭スプレー、コールドドリンクなどが購入されている。　

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年7月27日  

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