中日首脳の重要な共通認識に基づき、平和・友好・協力の発展方向を把握=栗戦書氏

中日首脳の重要な共通認識に基づき、平和・友好・協力の発展方向を把握=栗戦書氏。

タグ:大島理森 平和 交流 民意

発信時間:2018-07-26 10:27:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 全国人民代表大会常務委員会の栗戦書委員長は24日、人民大会堂で日本の大島理森衆議院議長と会談した。栗委員長は次のように述べた。


 今年は中日平和友好条約締結40周年だ。習近平国家主席は先ほど招待に応じ、安倍晋三首相と電話会談した。双方は平和友好条約の精神に基づき、4つの政治文書の原則を守り、中日関係の改善と発展を促す重要な共通認識を形成した。両国各方面の共同の努力により、中日関係は正常な発展の軌道に戻った。中日関係の発展の歩みを振り返り、我々は古い世代の政治家が切り開いた平和友好事業を惜しみ、中日関係の長期的かつ安定的な発展を促すべきだ。まず、双方は両国首脳の共通認識に基づき、平和・友好・協力の正確な方向をしっかり把握し、共に向き合って歩み、両国関係の改善を着実に推進する。次に、中日平和友好条約などの4つの政治文書を遵守し、着実に実行し、歴史を鑑とし未来を見据え、中日関係の健全な発展を確保し、妨害と変心を防止する。それから、中日は相手国の発展をより大きなチャンスとし、実務的協力を掘り下げ、中日の戦略的互恵関係の堅固な基礎を提供するべきだ。


 今年は中国の改革開放40周年だ。習近平主席は、中国の開放の扉が閉ざされることはなく、ますます大きく開かれるばかりだと強調した。中国がどの程度まで発展しようとも、平和的な発展の道を終始堅持し、人類運命共同体の構築に力を尽くす。中国は開放拡大の一連の具体的な措置を打ち出した。日本側が引き続き中国の新たな開放拡大による重大なチャンスをつかむことを願う。中日はさらに国際事業における協力を強化し、経済グローバル化と貿易自由化を共に守り、グローバルガバナンス体制がより公平で合理的な方向に発展するよう推進するべきだ。


 全国人民代表大会は日本の国会と引き続き定期交流メカニズムを活用し、立法・法執行監督の協力及び政策の意思疎通・調整を強化し、国家統治の経験を交換し、中日友好協力の推進に向け法律と制度の保障を提供することを願う。双方は長所を発揮し地方の協力を積極的に推進し、民間友好を促進し、中日関係の民意の基礎を固め続けるべきだ。


 大島氏は次のように述べた。


 我々は歴史の銘記を踏まえた上で、中日関係の新局面を切り開かなければならない。対中互恵協力の強化は、日本各界の普遍的な共通認識だ。日本の国会は中国の全国人民代表大会との往来を強化し、率直に交流・対話し、国民間の相互理解を促進し、各分野の実務的協力を推進し、中日関係の発展に新たな貢献を成し遂げたい。


 全国人民代表大会常務委員会の張春賢副委員長が会談に出席した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月26日  

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