7月23日、愛知県飛島村の工場で日本国産H-2B型ロケットの7号機が完成し、メディアに公開された。
このロケットは2019年9月に宇宙ステーション補給機「こうのとり」を搭載して打ち上げられる予定。H-2B型ロケット7号機は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工が共同開発。無人補給機「こうのとり」を搭載し、国際宇宙ステーションに生活物資などを送り届ける。
エンジン、燃料タンクを搭載したH-2B型ロケット7号機の第一部分と第二部分が7月23日に公開された。機体は円柱形で、直径約5メートル、前方に「こうのとり」を搭載すると全長57メートルになる。
H-2B型ロケット7号機は、コスト削減のためほかのロケットと同じパーツを使用。そのほか、データ収集システムも搭載し、ロケットが大気圏に入った後の機体の気圧や温度などのデータを収集する。
H-2B型ロケット7号機は2018年9月に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月26日