「参考消息網」が8月10日に日本メディアの記事を引用して伝えたところによると、日本人と中国人の国際結婚と聞くと、多くの人が「小金持ちの日本人男性と若い中国人女性」 という格差婚を思い浮かべていたが、そのような考えはもはや時代遅れで、今では「逆転現象」が起きている。
日本の『週刊ダイヤモンド』の7月7日の記事によると、夜の東京銀座でお見合いパーティーが開かれ、あるアジア系の男性が女性たちの注目を集めた。この男性のスーツから品位の高さが伺え、参加した女性が彼のもとに集まった。
お見合いパーティー業界で影響力を持つシャンクレールのメディア推進課の住田龍堂氏は、「参加者は中国のエリート男性の代表。ここ数年で30代の中国人男性の参加者は倍増した」と話す。
報道によると、かつてお見合い市場で中国人男性は人気がなかったが、ここ数年は経済力があり男女平等の意識が日本人男性より高く、家事と育児にも積極的と認められ、中国のエリート男性がお見合いパーティーで人気を集めている。統計を見ると、2009年を分岐点に、日本人夫と中国人妻の比率は低下し始め、中国人夫と日本人妻の婚姻が増加している。
これは中国経済の発展によるものと言える。三菱総合研究所の劉瀟瀟研究員は、「中国人女性がお金のために日本人男性と結婚するケースは減少している。最近の中日間の国際結婚は、大学または仕事で年相応の異性と出会い、好意を持つことが多く、偶然中国人または日本人だったというだけ。ごく普通の恋愛結婚で、それが主流になっている」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月12日