安倍首相、6年連続で敗戦日の謝罪なし 日本の責任に言及せず

安倍首相、6年連続で敗戦日の謝罪なし 日本の責任に言及せず。

タグ:第二次世界大戦 降伏

発信時間:2018-08-16 11:05:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 8月15日の日本の動きに対し、中国外交部の陸慷報道官は同日、次のようにコメントした。「現時点で靖国神社を参拝した日本内閣メンバーはいないが、安倍首相は靖国神社に祭祀費を納め、一部の国会議員が参拝した。靖国神社は侵略戦争に直接的責任があるA級戦犯を祀っており、日本側の誤った方法に断固反対する。中国側は日本側に対し、侵略の歴史を適切に正視し深く反省し、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう促す」。韓国外交部は15日、安倍首相と一部保守派議員の行動に懸念を示し、「日本に歴史を心から反省するよう促す。このような姿勢を土台に、日韓関係は発展する」とした。同日、韓国の民衆が日本大使館前で集会を行い、日本政府に戦争の謝罪を求めた。


 ロイター通信は、毎年の日本の敗戦記念日、侵略の歴史に関する記憶は日本および東アジア諸国から関心を集めると論じた。日本は2019年に「平成」に別れを告げる。これは日本が戦争しなかった平和な時代だが、歴史問題はいまだに逃れられない「遺産」であり、日本がどのように隣国と和解するかは不明である。


 中国社科院日本所の盧昊副研究員は15日、次のように述べた。8月15日に靖国神社を参拝した政治家は減ったが、日本国内の侵略の歴史を否定する流れは無視できない。国内の保守勢力と隣国の圧力緩和を折衷するという安倍氏のやり方は本当の誠意を表せず、隣国との関係改善にも不利となる。日本は隣国と歴史和解に達したければ、戦争の歴史に対する態度を根本から正す必要がある。日本はまもなく平和から新時代に突入し、狭い民族主義に基づく歴史修正主義は時代の流れに合っていない。歴史の真相に目を向けなければ、平和を大切にし未来に向かうという発言は単なる空論になる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月16日



 

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