和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は15日、飼育するジャイアントパンダの「良浜(ラウヒン)」が14日午後10時半ごろに雌の赤ちゃんを出産したことを発表した。しかし赤ちゃんは自力で母乳が吸えず、呼吸も弱いため、保育器に入れられているという。新華社が報じた。
「アドベンチャーワールド」によると、赤ちゃんは全長15.5センチ、体重75グラムと小さく、同施設の職員らが24時間態勢で赤ちゃんを見守っている。
また、今回誕生した赤ちゃんパンダの父親である「永明(エイメイ)」は今年25歳、人間ならば70歳以上に相当するという。
「アドベンチャーワールド」では、これまでに15頭のジャイアントパンダの繁殖に成功しており、今回で16頭目。中国国外では繁殖数が最多となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年8月16日