安倍氏が対中関係改善に言及も、再び「中国の脅威」を誇張

安倍氏が対中関係改善に言及も、再び「中国の脅威」を誇張。

タグ:安倍晋三 自衛隊高級幹部会同

発信時間:2018-09-04 14:55:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 共同通信によると、安倍晋三首相は3日午前、防衛省での自衛隊高級幹部会同で訓示し、憲法9条への自衛隊明記に意欲を示し、批判を浴びた。小野寺五典防衛相は会同で、日本の防衛環境が「悪化」していると誇張し、かつ中国を名指しし「日本付近の空域と海域で一方的に軍事活動を加速している」「日本の防衛の重要な関心事だ」と述べた。


 安倍氏は3日「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える。これは今を生きる政治家の責任だ」と述べた。また日本の安保環境は「5年前と比べ、厳しさがかつてないペースで激化している」と述べた。日本共産党の小池晃書記局長は3日、安倍氏の「この発言は憲法9条改悪を意図しており、自衛隊の誇りとは何ら関係がなく、彼らを海外での戦争に追いやろうとしている」と批判した。


 AFP通信は3日「小野寺氏は、日本政府が対中関係の改善に取り組むなか、中国の脅威を誇張した。安倍首相は来月に訪中し、かつ今月中旬に訪露した際に中国の指導者と会談する予定だ。それと同時に、日本の准空母『かが』が南中国海で米国の空母と訓練を行っており、周辺諸国に停泊し存在感をアピールしている」と伝えた。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月4日

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