日本の共同通信社によると、「日本の台所」と言われる東京都中央区の築地市場の移転先でる豊洲市場(江東区)が11日に開場した。小池百合子知事は以前、安全面の問題などを理由に移転を先送りし、最初の計画より約2年遅い開場となった。2001年の移転決定から17年を要した。初日は早朝から初競りが行われた。
10月11日、東京都江東区にある豊洲市場が開場した。豊洲市場には飲食店や商店もオープンし、庶民は13日から利用できる。築地で人気があったマグロの競りの見学は2019年1月15日からとなる。
築地市場は10月6日に83年の歴史に幕を下ろし、業者が10日までに移転を終えた。11日0時、水産物と野菜・果物の取引が始まり、午前5時半にマグロの競りが始まった。競り開始の鐘が鳴ると、威勢のよい声が場内に響き渡った。
最高額は青森県三厩産の214キロのマグロで、428万円(1キロあたり2万円)で取引が成立した。築地市場の最終日、6日の最高額は438万5000円だった。
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