独身でも構わない? 中日韓で独身者が増加

独身でも構わない? 中日韓で独身者が増加。

タグ:未婚の独身生活

発信時間:2018-10-13 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「独身でも構わない」。最近実施された社会調査によると、中日韓3国で未婚の独身生活を選択する人が増えている。しかも、これらの独身者の生活に対する満足度も上昇傾向にある。


 『コリア・タイムズ』は7日、韓国国民銀行がソウルや京畿道などの25~29歳の独身者約2100人を対象に実施した調査結果によると、回答者の7割が現在の生活に「満足している」と答えたと伝えた。


 年齢別・性別で見ると、20代女性の「独身傾向」が強く、回答者の82.7%が現在の生活に満足していると回答した。40代女性の満足度は78.5%。男性は年齢が高いほど失望感が高い傾向にある。20代男性の71.2%が独身生活に満足しており、30歳、50歳でのその比率は66.6%と51.4%だった。回答者の39.5%が「生活の自由さ」と「意思決定の自由さ」を特に重視し、33.2%の人が独身生活では「自由な時間を奪われない」、7.3%の人が「1人だと家庭の重責を担わなくて済む」と考えている。


 韓国国家統計部門の9月末の統計によると、韓国の1967万世帯のうち、独居家庭は28.6%の562万世帯に達し、21世紀初期の2.5倍に相当する。韓国の独身者はさらに増えると分析されている。


 韓国人と比べて、日本人の独身生活に関する考え方はより進んでいる。『ジャパンタイムズ』は、あるコンサルタント会社が今年5月に40歳以上独身者を対象に実施した調査結果を引用し、7割超の回答者が独身生活を楽しんでいるだけでなく、「孤独な老後生活」と「孤独死」に対する心の準備も整えていると伝えた。しかし専門家は、日本では男性が女性に面倒を見てもらうケースが多いため、女性は男性より独身生活に適していると指摘する。公式の統計によると、2016年の日本の独居人口は1343万人で、2040年には独居家庭の比率が39%に達する見通し。


 米NPRニュースは、中国の若者は婚姻に対して身長で、配偶者を選り好みするようになっていると伝えた。多くの若者が大都市に移り、仕事が忙しく、プライベートな問題を先延ばしにする傾向にあるという。また、国民の教育レベルと社会の寛容度の上昇、不動産価格の高騰などの客観的要因は中国の「独身主義」という考えを助長する。統計によると、中国の2018年第1四半期の婚姻率は5年前より30%低下した。多くの若者が、「晩婚でも構わない」、さらには「ずっと独身でもよい」と考えるようになっている。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月13日


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