中日の芸術家、京都で両国の民間友好を語る

中日の芸術家、京都で両国の民間友好を語る。中日平和友好条約締結40周年を記念するため、中日芸術交流対話「魅力・上海の夜」が12日夜、日本の京都コンサートホールで開催された…

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発信時間:2018-10-16 16:41:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中日平和友好条約締結40周年を記念するため、中日芸術交流対話「魅力・上海の夜」が12日夜、日本の京都コンサートホールで開催された。


 同日夜、中国京劇俳優の尚長栄さん、日本の国宝級能楽師の坂井音重さんら8人の芸術家がステージに上がり、対話交流と優れた技により両国民間の交流深化、友好促進の期待と願いを示した。


 坂井さんは「中国で何度も能を演じ、多くの友人を作った。私は中国の昆曲と京劇が大好きで、京劇の大家である故・梅葆玖氏と同じ舞台に立てたことを幸せに思っている」と話した。


 尚さんは「私は日本の能、歌舞伎、狂言が好きで、機会があれば日本の伝統的な相撲を見学したい」と述べた。


 日本公演に何度も参加している中国人ダンサーの朱潔静さんは、「芸術は国境を越え、両国民の心を近付ける」と話した。


 日本の有名バイオリニスト、山瀬理桜さんは「両国が文化交流を発展させることを願う。また今後チャンスがあれば、中国人ピアニストの郎朗さんと同じ舞台に立ちたい」と述べた。


 長年に渡り中日文化交流に力を入れている日本人歌手の谷村新司さんは、中国と日本で広く歌われている「昴」を熱唱した。会場では割れんばかりの拍手と喝采が鳴り響いた。


 谷村さんは「30年以上前に初めて訪中した際に、強い親しみを覚えた。文化・芸術の交流は言語や理屈ではなく、心で感じる必要がある。両国の芸術分野の民間交流が今後も続くことを願っている。将来的には友好交流のバトンを若い世代に渡したい」と話した。


 李天然駐大阪中国総領事は挨拶で、「中日の文化交流は長年に渡り、両国民の意思疎通、友好促進に対して重要な力を発揮してきた。両国の人々がこの活動をきっかけにさらに意思疎通を強化し、友好を深め、両国関係の改善と発展に向け新たな貢献を成し遂げることを願う」と述べた。


 今回の活動は上海市政府新聞弁公室、上海広播電視台などが共催し、500人弱の観衆を動員した。主催者は同日午後に京都で、民間伝統芸術上海金山農民画展を開き、現地の来場者に生活の息吹を感じられる、味わい深い江南文化を示した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月16日

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