日本の専門家が語る安倍首相訪中の成果③「協調・協力」の新段階を迎える

日本の専門家が語る安倍首相訪中の成果③「協調・協力」の新段階を迎える。

タグ:安倍首相訪中 

発信時間:2018-10-30 14:54:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 安倍氏は訪問中、日中平和友好条約締結40周年という重要な節目に、中国を公式訪問できたことを喜んでいると表明した。また今回の訪問を通じ、双方が競争を協調に変える日中関係の新時代を切り開くことを願った。


 小原氏は、日中関係の安定と経済共同発展は、平和と繁栄を求める日本の国益にかなうと述べた。中国にとって対日関係の改善は、現在の国際情勢下においても重要な戦略的意義、重大な経済的意義を持つ。安倍首相の訪中とその成果は、双方の利益に合致すると言える。双方による二国間関係改善のたゆまぬ努力は、アジアの繁栄実現を促すとの見解を示した。


 小原氏はさらに、日中は「競争」ではなく「協調・協力」に取り組むべきと主張した。双方は「協調・協力」により相互補完と相互参照を実現できるが、これは双方の相互理解と相互信頼を育む。この「新時代」は日中関係に必要とされており、アジア諸国からも期待されているという。


 キヤノングローバル戦略研究所の瀬口清之研究主幹は、日中関係の新時代とウィンウィン・協調・協力関係は得難いものであると話した。双方が毎年の定期的な首脳相互訪問などで、緊密な政府間意思疎通を維持し、相互理解と信頼を促進することに期待感を示した。また双方が観光、学生交流などの民間交流を推進し、民間レベルの相互理解を促進することを願うと述べた。


 鈴木氏は、今年は日中平和友好条約締結40周年であり、四十にして惑わずだと話した。日中は過去30−40年間でさまざまな摩擦・問題・矛盾を経験したが、40年後の今日に日中関係は新たな段階に入った。両国はアジアひいては世界の平和・安定を共に維持するため、新たな貢献を成し遂げることになると予想した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月30日

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