「中国・日本印象」写真展の開幕式が11日、東京の中国文化センターで開かれた。程永華駐日中国大使、福田康夫元首相ら中日各界の関係者100人以上が出席した。写真展は日本で暮らす写真家、馮学敏氏の60枚の作品を厳選。馮氏の30年以上の撮影人生の集大成だ。馮氏は「中国文化の里」シリーズの撮影で知られ、「映像詩人」と称されている。国内外で写真展を開催しており、その作品は国内外の一般客と撮影愛好家から好評を博している。
程氏は「馮氏は撮影という手段により、長年に渡り中国各地の風景と文化を日本に紹介し、中日民間交流の架け橋となっている。今回の写真展が中日両国民の相互理解及び伝統的な友好を促進するため、積極的な力を発揮することを心より祈る」と表明した。
福田氏は「馮氏は新たなアングルから私たちが見慣れた物事を捉える。撮影された写真は素朴な印象を与え、心が安らぐ。写真展は私たちに、日中両国の風土と人情を紹介する多くの画面をもたらした。これらの写真はいずれも有意義だ」と話した。
馮氏は記者のインタビューに応じた際に、今回の写真展で初公開された多くの新作は、中日の風景と人情を紹介しており、両国民の友好感情を促進すると述べた。また今後も中日民間文化交流に貢献していきたいと話した。
本写真展は12日より正式に一般開放され、26日まで続く。馮氏は期間中、撮影講座を2回開く。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月12日