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発信時間：2018-12-18 15:53:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは17日、8月14日に生まれたメスのジャイアントパンダの赤ちゃんに「彩浜」という名前を付けた。人々の暮らしに彩りを添えるようにとの願いが込められている。

　アドベンチャーワールドのパンダ「良浜」が8月14日にメスのパンダを出産すると、日本全国で名前の募集が行われた。アドベンチャーワールドは集まった12万以上の名前の中から、「彩浜」「舞浜」「恵浜」「夢浜」の4つを候補として選んだ。11月22日から12月8日にかけてこの4つのオンライン投票、動物園の現場での投票を行った。「彩浜」が3万5858票の最多得票数により選ばれた。

　飼育員が同日、生後4カ月余りのメスのパンダの赤ちゃんを抱え、命名セレモニーに姿を現した。動物園側が「彩浜」という名前を発表すると、来園者が歓声を上げた。「彩」には平凡な生活に彩りを添えるという意味があり、「浜」は動物園の所在地である白浜町から来ている。

　「彩浜」の出生体重は75グラムのみで、吸う力が弱く母乳が飲めないことから飼育ケース内で人工的に育てられた。「彩浜」はその後、「良浜」の母乳ですくすくと成長し、体重は現在6175グラムに達している。

　アドベンチャーワールドは15頭のパンダの赤ちゃんの繁殖に成功し、海外最多記録を打ち立てている。

 

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2018年12月18日

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