日本最大の総合出版社・集英社は18日、8月に亡くなった漫画家さくらももこさんの代表作『ちびまる子ちゃん』の完結作となる17巻を25日に発売すると発表した。毎日新聞が伝えた。
集英社は先ほど、次の内容の訃報を発表していた。『ちびまる子ちゃん』の原作者であるさくらももこさんが2018年8月15日、乳がんで53歳で亡くなった。さくらももこさんの告別式が11日、東京で開かれた。芸能界、声優、出版などの各界の関係者約1000人が参列した。会場は生前のさくらももこさんが希望した「明るく、楽しく、和やか」な雰囲気でセッティングされ、告別式では涙と笑い声が混じった。
(写真は人民網より)
さくらももこさんの死去により、『ちびまる子ちゃん』の単行本も完結する。最新作で完結作となる17巻は、25日のクリスマスに発売される。これまでの最新作は2009年に発売された16巻で、その後もテレビアニメが放映されたが単行本は16巻止まりだった。
17巻の表紙はすでに公開されている。アニメ版では109話の「まる子、通帳をなくすの巻」が収録される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月20日