この日、メディア団一行が吹田市にある大阪大学の会場に入った際、関西エリアにある大学の教員や大学生数百人が大きな拍手で出迎えた。
会場にいた日本の大学生たちの服装も中国側を驚かせた。ほとんどの大学生が「I love China」と印字された白いTシャツを着ていたからだ。一部の学生は、最近中日が共同で開催した日本の青年1000人が訪中する活動に参加したのがきっかけに中国好きとなり、そのほかの学生も純粋に中国に対する好感を示すためにこのTシャツを着用したのだという。
しかも、会場にいた大学生の多くは、交流会に出席するためにわざわざ和歌山大学や神戸大学などから大阪大学に来ていた。出席した理由を聞いてみると、「日本で本当の中国について知れる機会は少ない」といった答えのほか、「ネット有名人に会えるから」という答えが返ってきた。