しかし、斬新で魅力的だという客もいる。各客室に「タピア」というミニロボットが配備され、スター・ウォーズのBB-8のような見た目をしている。このロボットはチャンネルを変える、音楽を再生するなどをサポートする。3歳の息子と宿泊した細井さんは、「恐竜はとても面白く、息子も気に入っていた。客室に卵型のロボットがあり、一緒に遊んでいた」と話した。
ハウステンボスのロボットホテルは2017年3月にオープンし、料金は1泊約540元。ロボットを使用するほか、顔認証技術を初めて客室キーに使用したホテルでもある。ホテル経営者の澤田氏は、「ロボットの使用は技術の利用であり、人件費削減と同時に効率向上にもつとめている。ロボットが人の作業の90%をこなせるようになるとよい」と話した。