日本新華僑報網の報道によると、日本は雪の季節に入り、スキーがレジャースポーツになっている。日本にいる華人にもスキーが人気だが、危険も伴うスポーツである。先日、ある中国人留学生の趙立さんはスキー中に1日近く連絡が取れなくなった。幸い警察に発見・救助され、命の危険はなく軽い凍傷で済んだ。
報道によると、中国人留学生の趙立さんは1月10日、友人と北海道の占冠村のスキー場に行き、集合場所を決めて別々にスキーを楽しんだ。約束時間になっても趙立さんが現れず、友人はスキー場のサービスセンターを通して地元警察に捜索を要請した。
11日午前8時40分、警察はスキールート以外のエリアにヘリコプターを出動させ、1日近く連絡が取れなかった趙立さんを発見・救助した。幸い、命の危険はなく軽い凍傷で済んだ。
北海道富良野警察署が趙立さんに聞いた状況によると、趙立さんはスキールート以外の場所で滑ろうと思って道に迷い、連絡が取れなくなった。
雪の中で道に迷えば怪我をし、死亡することもあるため、日本にいる華人や観光客は決められたエリア内でスキーを楽しまなければいけない。
そのほか、スキー中に人や木などの障害物と衝突して怪我をしたり、転倒して骨折したり、防寒対策をしっかり行わずに凍傷になることもある。那須塩原市湯本塩原のスキー場で1月10日、ある女性がスキー中に木に衝突し、頭部を強く打って意識不明になり、ヘリコプターで救急搬送された。
東京都品川区で働く華人の梁さんは、「冬に友人とスキーに行くが、危険が潜んでいるため単独行動せず、一緒でも十分に楽しめる。スキー場が設定したルートから離れることもない。整備されていないルートは刺激的かもしれないが、安全面を考慮する。安全意識を高め、一時的な刺激を求めて悲劇を招いたり、スキー場の規定を守らずに公害を招いたりしないでほしい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月18日