英国のポータルサイト「Vouchercloud」は、「世界で最も賢い国と地域」ランキングを掲載した。ノーベル賞獲得者数、国民平均IQ、小学生の成績という3つの基準で評価するもので、国民の過去、現在、未来から賢さを測ろうという試みだ。その結果、中国が3位にランクインした。
ロシアの通信社スプートニクが先ごろ発表した記事によると、「世界で最も賢い国の地域」は、上位から日本、スイス、中国、アメリカ、オランダの順だった。ロシアは6位だった。日本はノーベル賞受賞者数で6位、国民平均IQが6位、小学生の成績が5位で、総合順位が1位となった。中国は3位で、特に国民平均IQが105.8と、シンガポール(107.1)に次ぎ世界2位だった。
米誌「フォーブス」のサイト記事によると、アジアとヨーロッパがこのランキングで多くを占め、総合ランキングの上位10位のうちヨーロッパが5カ国を占めた。2位がスイス、5位がオランダ、7位がベルギー、8位がイギリスとなっている。小学生の成績ランキングの上位はアジアが多くを占め、1位はシンガポールだった。
記事では、368人という世界最多のノーベル賞受賞者がいるにもかかわらず(これは2位のイギリスの3倍弱だ)、アメリカが中国の後塵を拝して4位になった理由として、国民平均IQが28位で、小学生の成績も13位だったからだと指摘する。これはアメリカの未来にとって良い兆しとは言えないだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月19日