日本の複数の大学が入試操作 女子と浪人生を不合格に

日本の複数の大学が入試操作 女子と浪人生を不合格に。

タグ:入試操作 女子と浪人生

発信時間:2019-01-24 14:35:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本の複数の高等教育機関が、女子受験生と浪人生が不合格になるように入試の得点を操作していたことがわかった。消息筋は、学校側は浪人生は競争力が低く職業資格試験で不合格になるリスクが高く、学校の評価に影響することを懸念したと分析する。


 この差別的な行動により、東京医科大学は2018年度と19年度の経常費補助金を剥奪され、日本大学や岩手医科大学など7校はカットされた。


続くスキャンダル


 日本の文部科学省は22日、東京医科大学が十数年にわたり、入試で女子受験生と男子浪人生が不合格になるように得点を操作し、某官僚の子を「裏口入学」させて補助金を取得していたと明かした。文部科学省は、2018年度と19年度に同私立大学に補助金を支給しないことを決めた。


 違反行為があった別の7校に対しては2018年度の補助金をカットする。うち、福岡大学、岩手医科大学、順天堂大学、金沢医科大学、北里大学、昭和大学は25%カット。日本大学は得点操作のほかに、アメリカンフットボール部の悪意ある反則も明るみになり、35%カットとなった。


 日本の年度は4月1日から翌年3月31日までで、2018年度は18年4月1日から19年3月31日まで。


 東京医科大学は2018年8月、入試の得点を操作し、女子より男子を多く合格にしていたことを認めた。文部科学省は医学部を設置している多くの大学でも調査し、同様の違反行為を発見した。


 学校側の得点操作の手法は様々で、女子受験生の得点を10%減点するほか、100点満点のテストで全受験者の点数に0.8をかけて一律に減点し、男子受験生と一浪・二浪の受験生に20点加算、三浪の男子受験生に10点加算し、女子受験生と四浪以上の男子受験生に加算しないなどの方法をとっていた。


 東京医科大学の新任の林由起子学長は18年11月に受験生に謝罪し、「差別することはあってはならない。多くの優秀な女性医師がいる」と述べた。林校長は、2019年に得点操作により不合格になった学生を合格にするが、学位数が限られているため、一部を合格にするしかないと発表した。


「非常に遺憾」


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