柴山昌彦文部科学大臣は22日、「非常に遺憾」と述べ、各大学に入試の公平性に努めるよう強く要請した。
日本の私立大学の多くが政府の補助金を受けており、金額は学生と教職員の数で決まる。2017年度を例に挙げると、東京医科大学は23億円、日本大学は91億円を受け取った。
私立大学の違反行為、入試の公平性を欠く行為などが発覚した場合、政府は状況に応じて補助金の不支給または減額の処罰を決定する。
共同通信社は、政府が補助金を剥奪または減額した大学は運営面で大きなダメージを受ける可能性があると論じた。
東京医科大学に違反行為がなければ、補助金を2020年度に25%、2021年度に50%、2023年度には全額を受け取ることができる見通し。
そのほか、文部科学省の調査で、複数の私立大学がスキャンダルに巻き込まれ、国立神戸大学でも入試の違反行為があったことが明るみになった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月24日