日本の『毎日新聞』は2月15日、「従業員による食品衛生問題を防ぐ最強の対策」という見出しで、中国の飲食店は厨房に監視カメラを設置し、厨房の様子をリアルタイムで中継していると伝えた。中国の一部コンビニ及び飲食チェーンでの従業員による食品衛生問題が近ごろ議論され、上海在住のある日本人がインターネットで公開した動画が話題になっている。
動画には、中国のレストランの厨房を中継した様子が映っている。この動画は2月14日までに5000回以上の「いいね」を獲得し、大量に転載され、日本語のコメントも多く書き込まれている。
この日本人によると、同店は小籠包、マントウ、麺などを提供する朝食店で、日本人から人気がある。コメントをみると、多くのユーザーがこの新しいやり方に賛同している。「料理教室のよう、素晴らしい」、食品衛生問題を防げるだけでなく、宣伝にもなる」というコメントも見られる。筆者は、そのような意図もあるかもしれないが、消費者は中国のレストランにプロ意識が培われていることを感じることができると考える。
このような庶民が利用するレストランが厨房の様子を公開するという方法は、衛生管理に効果的なだけでなく、消費者は料理人が鍋や包丁を華麗に操る魅力を楽しむこともできる。このような雰囲気には中国のレストランの気配りと料理人の専門技術が表れている。彼らの調理の様子を見ていると、食品衛生対策であることを忘れてしまう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月23日