文字 中日両国 > 

発信時間：2019-03-07 15:07:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　日本メディアによると、『会社法』違反（特別背任）などの罪で起訴された日産自動車のカルロス・ゴーン前会長（64）が6日、保釈金10億円を支払い東京拘置所（東京都葛飾区）から保釈された。

　2018年11月の逮捕から108日間勾留された。彼は全ての起訴内容を否認し続けており、弁護団は公判対策を全面始動する。東京地方検察庁特捜部の案件の中で、罪名を否認する被告が論点をまとめる「公判前整理手続」開始前に保釈されるケースは非常に珍しい。

　ゴーン被告は東京都内に住み、住居出入り口に監視カメラ設置、出国禁止、インターネットと電子メールの使用禁止などの厳格な保釈条件の中で生活する。裁判所が許可すれば、日産などの取締役会にも出席できる。

　東京地方裁判所は5日、ゴーン被告が証拠隠滅または逃亡する可能性は低いと考え、弁護人による保釈申請の許可を決定し、検察側の不服申し立てを却下した。

　ゴーン被告は有価証券報告書で自身の役員報酬を過少に記載したとして、グレッグ・ケリー前代表取締役とともに『金融商品取引法』違反の容疑で二度逮捕された。そのほか、個人の投資損失を日産に付け替えていたなどの「特別背任」の容疑で再逮捕された。1月11日までに全ての罪名が起訴され、特捜部は日産の中東販売代理店への支払いに違反がなかったかの調査を続けた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年3月7日

中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る