日本の「ITmedia ビジネスオンライン」は13日、SNSのデータを分析したところ、日本で花見をする中国人がマナーを気にするようになったと伝えた。記事の要旨は下記の通り。
多くの観光客は、4月前後の花見シーズンが訪日旅行に最適としている。一部の中国人客は専用のツアーを組むほどだ。日本の花見シーズンの人気のほどが伺える。
日本の某社は中国人客の日本における消費トレンドを調査した。「花見シーズンの訪日で気にしていること」について調べたところ、45.2%が「(自分たちの)マナー」とした。
メディアなどから中国人客に批判があったことを受けてか、中国人客が悪印象を与えないよう、日本で花見中の自分たちのマナーを気にしている姿が浮き彫りになった。
これは日本メディアが近年、日本で花見をする中国人客を「枝を折る」「大声を出す」と報じたことを想起させる。日本メディアは中国人客のマナー違反を批判した。この影響を受け、中国メディアや中国大使館などが注意を呼び掛けていたことから、マナーを気にする中国人が増えたとみられる。
同社の担当者は、桜は日本のイメージが強く、中国人の間でもSNS映えすると思われていると分析した。中国人が花見といって真っ先に思い浮かべるのは京都で、次に清水寺だ。古刹、街道、桜の組み合わせは、中国人客が求める「日本らしい旅行」だ。当然ながら彼らは現在、「マナーを守る観光客になるにはどうするか」をより重視している。これは中日両国にとって良いことだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月14日