日本のNHKの25日の報道によると、沖縄の在日米軍基地で24日晩に爆発が起き、一部施設が損壊した。死傷者は出ていない。米軍と日本側は、基地に侵入した者が爆発事件を起こしたと見て調査している。日本の時事通信社は、この事件は米軍基地の安全問題を再び浮き彫りにし、沖縄米軍基地をめぐる論争は再び激化すると論じた。
NHKによると、沖縄防衛局は25日、24日午後6時頃に沖縄米軍基地の瑞慶覧にある「監督官事務所」の2階入り口で爆発が発生したことを明かした。現場にあったカセットボンベが原因と見られ、爆発の衝撃で事務所の建物が損壊した。米軍憲兵隊と警察は、事務所の北のフェンスが壊されているのを発見し、外部から破壊して侵入した者が爆発させた可能性があると見ている。日米双方は損失状況を確認し、原因を調査している。
今回の事件により基地反対の声が強まる可能性があるとの見方もあり、反対派は米軍基地に巨大な安全問題があることを再び証明したと考えている。沖縄の米軍普天間飛行場の移転問題をめぐり、日米政府と沖縄県は対立している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月26日