日本メディアによると、日本の船隊が3月31日、2018年度の南極海域での「科学研究目的の捕鯨」から帰国した。日本政府が発表した国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退は、日本の約30年の南極での「科学研究目的の捕鯨」の終結を意味する。
「日新丸」(排水量8145トン)を母船とする計5隻は昨年11月に日本を離れ、約5カ月にわたって航行した。「日新丸」とともに航行した3隻は下関港に戻り、残りの2隻は宮城県塩釜市と広島県尾道市にそれぞれ戻った。日本メディアによると、計333頭、約1000トンの鯨肉などを捕獲した。
日本水産庁によると、IWC脱退後の今年7月から、日本の排他的経済水域(EEZ)で商業捕鯨を再開する予定。南極海域での鯨の頭数の目視調査などは継続するという。
捕鯨船を運営する共同船舶(東京)は、下関港は近海での商業捕鯨の基地になると明かした。「日新丸」は商業捕鯨船に改装される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月2日