日本メディアによると、山梨県はこのほど、遮光シールを貼ってブドウに画像を表示する方法を開発した。今後、ケーキにメッセージ入りのブドウを乗せたり、富士山の写真でブドウの名産地の山梨県をPRすることが可能になる。ブドウの販売ルートの拡大し、販売しているブドウをスイーツ店や飲食店向けに粒販売することが目的。
富士山の画像を表示するほかに、開発者は贈答用途も検討し、ハート形や「寿」の字を入れたブドウの育成を試みている。また、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されることを考慮し、9粒で「TOKYO 2020」と読めるブドウの開発も進めている。
早くて2019年9月頃に店舗に並び、2020年以降に全面的に流通する見通し。この果樹試験場で開発を担当する里吉友貴さんは、「ブドウの品質を高めるための新品種の研究と開発が盛んに行われているが、我々は異なる視点から商品を作りたいと考えている。ブランド力が向上し、売り上げを伸ばせるとよい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月10日