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発信時間：2019-04-11 09:49:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　

　日本の防衛省は10日、捜索救助チームが9日深夜、青森県の周辺海域で航空自衛隊三沢基地の、同日交信が途絶えたF-35A戦闘機の尾翼の一部を発見したことから、同機が墜落したと判断したと発表した。F-35Aの墜落事故は世界初。

　同機を操縦していたパイロットは依然として行方不明だ。自衛隊、海上保安庁、在日米軍が捜索救助に当たっている。

　岩屋毅防衛相は10日の記者会見で、次のように発表した。交信が途絶えたF-35Aは編隊長として指揮を担当していた。同機が別の3機に無線で「訓練中止」と連絡した後に交信が途絶え、レーダーの画面から姿を消した。航空自衛隊が設立した事故調査委員会が、事故の詳細な状況と墜落の原因について調査する。三沢基地の12機のF-35Aが飛行停止している。

　現地時間9日午後7時、航空自衛隊の4機のF-35Aが三沢基地から離陸し訓練を行った。午後7時25分ごろ、うち1機が青森県三沢市から北東に約135キロ離れた太平洋の空域で、レーダーの画面から姿を消した。管制が無線で呼びかけたが返事はなかった。9日深夜、捜索救助チームは付近の海域で、尾翼の一部を発見した。

　F-35Aはステルス性能を持つ、世界で最も先進的な軍機の一つだ。日本政府はこれを次世代主力戦闘機に位置づけている。航空自衛隊は昨年より同機の導入を開始した。三沢基地には13機配備されており、80人編成の飛行隊を発足した。

　日本政府は2018年度よりF-35Aの調達を開始した。契約上の単価は116億円。日本政府は昨年12月、F-35を147機導入することを決定した。これには105機のF-35A、短距離離陸と垂直着陸が可能な42機のF-35Bが含まれる。日本メディアによると、今回の墜落事故により日本政府のこの方針に影響が生じる可能性がある。

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2019年4月11日

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