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発信時間：2019-05-15 14:06:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　日本の新元号「令和」の発表後、流行に敏感な中国の業者はこの分野に目をつけ、「令和」商標の登録申請を争い、中国での申請件数は1300件に達した。記者が商標の申請記録を確認したところ、多くの業者が新元号発表日の4月1日に申請していたことがわかった。

　記者は「令和」商標を申請した某プラスチック製品メーカーに電話取材を行なった。「令和」商標の登録目的について、同業者は「特別な理由はなく、いいと思って申請した」と話した。「話題に便乗したのではないか」という質問に対しては、「将来、これに頼って稼ごうとは思っていない。多くの名前を参考にし、この2文字を気に入っただけ」と説明した。

　新元号の発表から1カ月半で、多くの中国の業者が「令和」の2文字を含む商標を申請し、5月11日時点でこの商標の申請件数は1314件に増え、「令和牛」という名前の牛肉製品や「令和最強」という商標名のアパレル商品などもある。

　中国市場ではかつて海賊版のアニメ商品が大量に流行し、多くの商品が正規版のライセンスを取得せずに勝手に日本のアニメキャラクターやマスコットキャラクターの商標を使用していた。児童書にクレヨンしんちゃんやドラえもんが印刷されたり、子供服や靴にクレヨンしんちゃんのイメージが使用されたり、くまモンの商標が各業者に濫用されたりした。

　中国企業の「令和」商標の登録争い行為は、日本企業の中国市場進出を妨げる可能性もある。幸い、現状を見ると、新元号発表前にすでに登録されていた酒類の某企業を除き、1314件の申請は許可されていない。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年5月15日

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