現地時間26日午前9時頃、訪日中のトランプ米大統領はヘリコプターでゴルフ場を訪れ、日本の安倍晋三首相と顔を合わせた。その数時間前、トランプ氏はツイッターで朝鮮問題に関する投稿をし、日本側とまったく異なる観点を示した。これは米メディアから注目された。
トランプ氏は同日朝、ツイッターで「朝鮮はいくつかの小さな兵器を発射した。わが国民とそれ以外の人たちの一部は動揺したが、私は違う。金委員長は私との約束を守ると信用しているし、彼がBidan(バイデン前副大統領のタイプミスか)を低能な人間、それ以下と呼んだのには笑った。もしかしてそれは私にシグナルを送っているのか?」と投稿した。
CNNはこの投稿について意味深長と捉えた。「朝鮮の短距離ミサイルの実験について、日本側は国連の規定に違反する非常に深刻な問題と判断している。しかしトランプ氏は動揺しておらず、さらに金正恩氏が約束を守ると信じているとした。この態度は日本側とまったく異なる」
CNNはまた、トランプ氏がこのツイッターを投稿した時、安倍氏とゴルフをプレイするまでわずか数時間であったことに注意した。この間奏曲は「安倍氏がトランプ氏を盟友にする際に直面する問題を浮き彫りにした」という。CNNは、安倍氏はトランプ氏との交流で十分に友好を示したが、これが常に奏功するとは限らないとした。
トランプ氏の投稿について、NHKや時事通信などの日本メディアも報じた。ただし「朝鮮問題は27日の日米首脳会談の重要な議題になる」「トランプ氏はこの投稿後、安倍氏とゴルフをプレイするため千葉県に向かった」の他にコメントしなかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月27日