中国民間商業ロケット、打ち上げに初成功

中国民間商業ロケット、打ち上げに初成功。

タグ:中国民間商業ロケット

発信時間:2019-07-26 11:08:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 北京星際栄耀空間科技有限公司が開発したロケット「双曲線1号遥1(長安欧尚号)」が25日、中国の酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。中国民間商業ロケットの打ち上げ成功は今回が初で、衛星2基を同時に打ち上げた。


 情報によると、同ロケットは「3固形・1液体」の4段階連結構造を採用している。中国民間の打ち上げ規模が最大の、積載能力が最大のロケットだ。航天科工空間工程発展有限公司と北京理工大学が開発した衛星2基、その他のペイロード及びカウンタウエイトが打ち上げられた。


 情報によると、中国の民間企業による商業打ち上げの試みは今回が3回目。北京理工大学宇航学院の張暁敏客員教授は「今回の打ち上げには節目としての意義がある。中国民間商業ロケットが、ペイロードを宇宙に送り届ける能力をつけたことを示した」と述べた。


 国の発射場は近年、民間宇宙企業に向け扉を開いている。民間企業が開発した小型衛星が打ち上げに成功し、民間企業が設計したロケットエンジン中核タービンポンプがテストに合格した。中国の関連政策の開放と商業面の需要の拡大に伴い、多くの民間宇宙企業が徐々に成長し始めている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月26日

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