日本がF-35B戦闘機の導入を正式決定 いずも型護衛艦に搭載へ

日本がF-35B戦闘機の導入を正式決定 いずも型護衛艦に搭載へ。

タグ:F-35B戦闘機

発信時間:2019-08-19 16:36:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 共同通信社の8月17日の報道によると、日本の防衛省は16日、航空自衛隊が導入する短距離離陸・垂直着陸可能な戦闘機としてF-35Bステルス戦闘機を正式決定したと発表した。また、同機を改装して海上自衛隊のいずも型護衛艦に搭載する方針を示した。


 報道によると、米政府は選抜過程に参加せず、防衛省は米政府のF-35Bプランだけが全項目のニーズを満たすと判断した。


 5月27日、トランプ米大統領は訪日した際に、日本が105機の米国製F-35ステルス戦闘機の調達を計画していると明かした。F-35戦闘機は防衛省が「防空の鍵」と位置づける次世代主力戦闘機である。2018年12月に閣議決定した『防衛計画の大綱』と『中期防衛力整備計画』は、F-35Aと派生型のF-35Bを大量購入し、将来的に147機のF-35戦闘機を保有し、うち42機はF-35Bを検討し、機種選択などの作業を推し進めることを取り決めた。


 F-35の「3兄弟」の中で、F-35Bは性能が比較的低く、最大離陸重量、作戦半径、機動性能は艦載型や空軍型より劣るが、ステルス能力を備えない第4世代機よりはるかに優っている。さらに重要なのは、F-35Bは自身のステルス性を生かし、他国の陸上目標、海上の大型目標に「奇襲」をかけ、海上自衛隊に進攻力を持たせる点である。


 先日、日本は米国にF-35B戦闘機プロジェクトへの加入を正式に申し出たが、米国防総省から冷水を浴びせられた。


『Defense News』ウェブ版は7月29日、日本はパートナー国の身分でF-35B戦闘機プロジェクトへの加入意向を示したが、米国防総省に拒絶されたと報じた。


 また、今年4月9日、日本が初の実戦化F-35戦時部隊を創設した際、重大な墜落事故が発生した。航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)の1機のF-35が訓練中に太平洋に墜落し、事故発生後に日米は複数の艦船と戦闘機を出動させて1カ月以上捜索したが、機体は見つからず、見つかったのは少量の残骸と破損したフライトデータレコーダーだけで、肝心なフライトデータは得られず、「完全機密」とされる機体の大半とパイロットは行方不明のままである。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月19日

 

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